今日食べたアイスの話

今日食べたアイスの話

退院のしおり 持ち物編 ~持って行ったもの・いらなかったもの

無事に退院してきました!!
お疲れさまでした!!😂

いやあ~大変でしたね。
わたくし何分にも、この入院が修学旅行以来のお泊まりだったものですから、
旅行のド素人にとっては、約1週間の外泊には一体何を持っていけば良いやら、どう詰めれば良いやら、さっぱりでして。
結局、ダイソーで108円だったビニル製の巨大なバッグを2つ買ってきて、とにかくリストに書かれているものを詰めただけです。
遊び心も余裕も一切なしでした。

手術の前日から入院して、六泊七日のお泊まりでした。
……手術後5日目の朝に退院してますね。元気すぎやしませんか?

手術のほうとしましては、先から宣言されていたとおりに順調だったようで、何よりでした。
目覚めのほうはね、想像していたのとはだいぶ違いましたね。
麻酔明けというのは、もっとぼんやりして鈍い感覚なのかと思っていたんですが、
ものすごくぱっちり目が覚めましたし、目が覚めた瞬間から縫われた傷痕がかなり痛みを主張してきました。
驚きましたよね。
こんなにくっきり痛いんですか。

それだけはっきり目覚めた以上、とにかくねむくてすぐ寝落ちたり、体力は落ちたと思うものの、日常生活的には充分動けましたね。
手術の翌日には、点滴のポールをコロコロ引いて、トイレに行ったり、歯みがきに行ったりできるようになりました。

ただ、ベッド上でごろごろするだけなら、それなりに速い回復だったと思いますが、
体を横にしているのと縦にするのではずいぶん違っていて、
頭を起こして体を縦にすると必ず吐き気に襲われたり、動悸が激しくて息が切れたりもしました。
これは退院時にも結構しんどくて、いつまでも治らなかったらどうしようと内心焦っていたのですが、
自宅へ帰って、旅行用の小さいボトルじゃないボディウォッシュで体を洗って、
缶チューハイ飲んで寝たら、きれいさっぱり治まっていました。😯

いや正直、飲む前までは、こんなに心臓バクバクで息苦しいくらいなのに、お酒なんて飲んで大丈夫かなと思わなくもなかったのですが、
現金なことに、飲んで寝たらほぼほぼ元通りの生活ですよ。
びっくりしましたよね。
まだ長時間立ちっぱなしとかはつらいですが。

そんなこんなで、
春、Twitterで「お腹の6kgの腫瘍を手術したら体重が6kg減った」というような内容の実録漫画に偶然出会って、
笑って、勇気をもらって、
自分もでっぷりお腹と体重を減らせるかどうか相談するべく病院を受診してみたら、腫瘍だった件の顛末は、
夏、自信あふれるドクターに切除してもらった腫瘍には、なんと7000mLもの水が溜まっていて、
ついにわたくしは、首尾良く(6年もの耐え忍んだ期間をちゃっかり忘れて)、
ほんの1時間で10kg体重を落とす特殊なダイエットに成功したのでありました。

入院前は腹囲88cmありましたが、退院時には70cm!!
(伸びに伸びた皮がたるんでわだかまっているので、そこまで数字は減らない。)
体重はなんと10kg減!!

では、お待ちかねの持ち物のおさらい編です。

持って行ったもの→使わなかったものには✘

持っていかなかったけど欲しくなったもの

  • パーカー or カーディガン 1 ※防寒用、あるいは売店へ行くときなどに
  • 靴下 4
  • オールインワンタイプのシートマスク 4
  • ふりかけの味のバリエーション
  • 洗剤 ※洗濯するなら
  • 洗濯用ネット 2 ※洗濯するなら

まとめるのが上手くないので、ごちゃごちゃですが。

なお、荷物を減らすために、入院時に着て行った洋服を、退院時に着て帰っていますので、
入退院時の外出用の服装一式(下着、靴を含む)はこの表には含まれておりません。

使わなかったものも結構あります。
テレビ用ロングイヤホンなんて予想通り使いませんでしたし。
スプーンセットも、食事のときにスプーンとお箸が必ずつくので、必要ありませんでした。
ストローも、すぐ起き上がれるようになったので、ペットボトルから口飲みしてましたし。
起き上がれない間は、点滴されているせいか全然喉が渇かなかったんですよね。面白いことに。

番役に立ったのは、延長コードとS字フック。
上のベッドの写真にも映っていますが、スマホの充電コードがあまり長くないのと、コンセントが結構遠かったので、延長できるのは助かりました。

S字フックはベッド横にビニール袋をぶら下げて、ゴミ入れにするためですね。各ベッドにゴミ箱がなかったので。
ベッドの手すりに引っかけるのか、テレビ台の端っこのタオル掛けのようなところに引っかけるのかで、用意するS字フックの大きさは変わってくると思います。
わたくしは念のため大きめのものを持っていきました。

あと、ノーメイクでいいやと思っても、保湿は絶対いります。
何なら、個包装になっているシートマスク・フェイスパックの類をいくつか持っていると良かったのかもしれません。
手術室へ入るときはメイクもネイルも全部落とすよう言われて、眉も描いちゃだめだし、色なしでもリップも塗っちゃだめだったんですが、
その完全すっぴんのまま酸素マスク付きで帰ってきて、ベッドから動けない状態が1~2日あると、混合肌はかぴっかぴです!!
シャワーへ行っていいと言われるまでずっと無精してすっぴんだったんですが、動けるようになったときに化粧水パックだけでもやっとくべきでした。
クリームさえ乗らないほどに、かぴっかぴになっちゃってました。ショック!!

一番ではないけど、自分をグッジョブ!と褒めたかったのが、ふりかけと、爪切りと、ボディタオルと、ポケットwifiですかね。
体を洗うタオルは、実はギリギリまで用意していなくてうっかり忘れるところでした。
ポケットwifiはレンタルしました。

速度制限なし容量無制限の格安レンタルWIFIのNOZOMI WIFI

auは一度プラン料金が上がってしまうと面倒なので、急にドーンと使用量を増やすような真似はしたくなかったんですよね。
ただここ、これがまた、いろいろ不親切なところだったのであんまりおすすめしたくないんですが……。
でも容量無制限で、縛りなしの1週間プランがあるのは、ここくらいしか見つけられなかったので、
出張とか入院とかで1週間だけ必要な方にはおすすめです。

NOZOMI WIFIで申し込みをすると、上の写真のものが送られてきます。
1週間使ったら、同封のレターパックに入れて送り返すだけ。
簡単です。

シャワーは3回しか行けなかったので、バスタオルの類は3枚しか使ってません。
フェイスタオルは枕に敷いたりもしていたので、もう1枚予備があってもよかったかな、という感じ。
微熱が出てアイスノンを入れてもらっていたときとか。

あと、勝手に大事だと思っていたのが、「財布を分ける」ですかね。
「小銭入れのがま口」って書いてますが、
どうせ自販機くらいしか行かないので、退院時の精算用のお財布とは別にして、
そちらはずっと鍵のかかる引き出しにしまい込んだきりでした。

ちょっと勘違いしてたなーと反省したのは、「大きめのショーツ×3」ですかね。
「術後の傷周辺にはガーゼやらテープやらで実際のヌードサイズよりかさが増していますから、大きめ且つよく伸びる生地で柔らかいもののほうがいいと思います」と入院前の記事では書いたんですが、
確かにその理由もありましたが、どちらかというと、
手術後1~2日寝たきりになるために尿道カテーテルを入れるんですが、
導尿用チューブが意外と太くて、その分の余裕が欲しいからという理由が大きそうでした。
わたくしの場合、手術の翌日には、もう立てるんなら甘えるなとばかりにカテーテルは抜かれてしまったので、
多分、大きめのショーツは2枚でもよかったんでしょうが、
何となくその翌日もまだ、ぶかぶかのマタニティショーツを穿いていました。
大きめでよく伸びる柔らかい生地のほうが良いのは、当たっていましたよ。
ただテープは全然かさばらなかったですね。

夜用ナプキンは、手術後に出血が垂れてくる可能性があるからだそうですが、
これまた順調なわたくしは一度も出血がなかったので、
3回くらいで面倒になって、分厚いナプキンをやめて勝手におりものシートにしていました。

持っていかなかったけど欲しくなったもの、としましては、やはりふりかけ。
近所のスーパーでは瓶入りのふりかけが、ごましおしか売っていなかったので、
ごましおの瓶を持っていったのですが、3日で飽きました。
せめてもう一種類、のりたまが欲しかった。

それから、防寒着。
夏真っ盛りとはいえ、病室は冷暖房完備ですからね。
薄めの生地の長袖のパジャマでちょうどいいぐらいだろうと踏んでいて、
まあ、その予想はあながち外れてもいなかったんですが、
手術後の熱が出ていた数日は暑かったのに、点滴も外れて歩くリハビリを開始した辺りから、特に夜、寒く感じるようになりました。
夏でも薄手のカーティガンと、靴下かレッグウォーマーくらいは持っていくべきだったかもしれませんね。

足元は、手術中から起き上がれるようになるまでは弾性ストッキングを穿いているので、あまり意識していなかったというのもあります。

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一つ後悔したのは、前日入院の場合は、元気な初日のうちに自販機へ行って、ミネラルウォーターなど数本は買い込んでおいたほうがいいということですかね。
せっかく冷蔵庫があるのに1本しか買っておかなかったせいで、かなり後悔したので、
点滴が取れて一番にしたことが水を買うことでしたよ。

Photo by (c)Tomo.Yun